「芸能人との付き合い方指南」シリーズのシーズン2が前回から始まったわけですが、このシリーズは何も男性アイドルファンの女性のみを対象としているのではなく、女性アイドルに資産を食いつぶされている男性ファン、ひいては2次元に生きてらっしゃる「ラブライバー」の猛者たちに向けても書いていますので、今しばらく当記事にご滞在頂ければと存じます。私個人の意見ですが、愛は次元さえも超越可能だと思いますので、「ライブライバー」のみなさま、周囲の雑音などは気にせず、己の恋路を邁進してください。
そういったことを念頭に置いて頂いて、前回の続きです。物理的な距離が心理的な距離に影響を及ぼす原因として、「近い=会える」「遠い=会えない」という至極当然な答えを例示し、その上でそれが虚構であると付言いたしました。それについ……
もう復習はいいから!! あ、わかったわ。そうやって字数を稼いでいるんでしょう?! 早く答えなさい!! ママにはいつだって会えるのに、キンプリ君にはどうして会えないのよ!!
……ええ、お答えしますから(ヤバいっすね、この人)。というまでもなく、あなたが既に答えていますね
ふぁ!? このロウソクが目に入らない? これを角にしてハリケーンミキサーみたいにアンタに突進できるのよ!!
どこのバッファローマンなんすか? いや、マジなんです
ちょ、ちょ、落ち着いて! だからあなたの言った通りなんですって。あなたがそう思うからそうなるんですよ!
あなたがママとはいつでも会える。でも、キンプリ君とは会えないとおっしゃったでしょう?
アンタ頭大丈夫?! ママは一緒に住んでるから会えるのは当然じゃない!!
逆なんすよ、全部が。距離とかじゃないです。どこまでいっても認識が先なんです。あなたが過去に出会った人全部が全部近場の人間じゃないでしょう
逆に町内の人全てに会ったわけでもない。そうですよね?
つまり出会いと距離との関連性はあるように見えて実はないんすよ。なのにあなたは距離という幻想をわざわざ持ち出して、キンプリ君とは会えないという認識を強く形成し、それをそのまま現実に伝えている。距離じゃないんすよ。あなたがただその現象が起きることを許容しているかしていないかだけなんすよ。さあ、その藁人形を今すぐ捨てなさい!!
要は「自分=世界」なのです。会いたければ会えばいいだけなのに、常識や観念に認識が制限されてしまい、身動きが取れなくなっているのです。心で描けるものは基本現実化します。描いた瞬間に即、現実に投影化されているのに、それと同時に顔をもたげた常識にそれを遮断されてしまっているのです。ですから、すぐさまその常識に気づき、それと距離を置くことが寛容なのです。
ということで今回は、会話形式の吹き出しテクニックを披露させて頂きました。私の最近のPCスキルの向上は、読者のみなさまも刮目せざるを得ないことでしょう。