読者の皆さん、先日はアンケートにご協力頂きましてありがとうございました。回答がなければ近くからタンポポをを摘み取って、花弁を１枚ずつむしりながら「やる」「やらない」と呟く花占いでもするつもりでしたが、皆さんのおかげで何とか乙女にならずに済みました。しかし、こんな事態になり皆さんのお手を煩わせることになったのも、私がブログの初期設定時に参考にしていた某マニュアルサイトのせいであります。その某サイトではパーマリンクにカテゴリーを入れた方がＳＥＯ的にグッドだというセンテンスが並べられていました。おっと、つい横文字のネット用語を無意識に披露してしまいましたが、どうやらＰＣ園児だった私も少しは成長しているようです（ｷﾘ。
そんな自慢はさて置きまして、皆さんのご意見を拝聴しましたところ、やはり読者目線からでもカテゴリーを細分化した方が快適だというⒷのお声が圧倒的多数（アビシニアンさん、すみません）でしたので、優柔不断な私もようやく決意を固めることができました……では
現状維持ということで
吉本新喜劇風の〇職ジョークをかましてしまいましたが、近々ブログをオペ室へ搬送しカテゴリーの大手術を決行したいと思います。手術日は今週の土曜日（26日）の深夜26時～28時（27日未明）の丑三つ時を予定しています。その間、アクセスできない時間帯が発生する可能性もありますのでご注意ください。サイトが憤死しないことを祈るばかりですが、もし何かトラブルがありましたらツイッターにてお知らせいたします。
「〇職はん、そんな話はどうでもええんや！ エゴも自由にできん言うたら、ワイのEXILEのパフォーマーになるという夢はどうなるんや！！」
そうでした、ワイ将さん。では逆にお聞きしたいのですが、エゴは自由だと認識している、つまり自由意志があると思って現在まで過ごされてきたと思いますが、それで願望は叶ったのですが？ 自由意志があると思い続けてきた結果、不足の現状があるわけでしょう？ それなのになぜ自由意志がないと聞くや否や、願望は叶わないと関連付けるのですか？ それっておかしくないですか？ 現状が叶っていないわけですから、現状の認識に沿うようなことを耳にすれば、これ以上は手の施しようがないと不安になるのはわかるのですが、あなたの認識は間違っていたのですよと言われれば、それこそ視界が広がって願望が叶うかもしれないと期待するのが普通じゃないんですか？ ねぇねぇ、そう思いません？
ワイ将「ぐぬぬ…」
このワイ将さんの反応は、私たちが無意識に金科玉条にしている自由意志（エゴ）絶対主義の典型的な症状であります。人間は目的の達成のためにエゴで何かをしてきた、またこれからも何かをしなければならないという観念が骨の髄まで染み渡っています。しかし、これはエゴの思い上がりであり、何かをしたのではなくさせられてきたのが実情であります。つまり、そこに自由意志はないのです。
なぜ自由意志がないのかは「『自由意志』と私の『青い体験』」の記事で書いた通りなので詳述は控えますが、簡単に言えばエゴの思考や行動は全て世界からの反応であるということです。目の前にリンゴとバナナがあったとして、どちらかを取ったにせよ何かしらの理由があり、その理由（世界）によって決定を促されたのです。つまり、エゴというのはどこまでいっても受け手なのであります。それはあたかもトランプマジックで、自由にカードを選んでいるつもりが実はマジシャンに選ばされているようなもので、このマジシャンがつまり世界なのです。
エゴの目線からではリンゴかバナナかの決定に至るまでは世界に誘導された選択を知ることができないため、エゴは自由意志があるように錯覚して、自分は能動的な存在だと思い込んでいます。ただ、その選択も全て世界に導かれたものであるわけですから、逆説的に捉えれば、エゴの選択はどんなものであれ、世界の流れの中では全てが正解だとも言えるのです。
全てが正解という世界の中で、意図（願望）が湧いてきたということは、自分がそれを受け取るのに値するということであります。自分というエゴがあって特定の意図が湧いたのではなく、湧いた意図を体験するために自分というエゴが形成されているのです。つまり、自分が在るということは意図が現象化するということを前提にしているということなのです。
多分に感覚的な文章になりましたが、うーん、伝わりづらいですね。もう少し時間があればもっとうまく表現できそうな気もしますが、今晩もお誘いがありまして家を出なくてはなりません。
エゴを誘導している世界とは何者なのかということも含め、頭がまとまれば次回に書きたいと思います。