引き寄せの法則

「引き寄せの法則」を喰らう!!

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※この記事は2日前に投稿した「『引き寄せの法則』を斬る!!①」という記事をリライトしています。直近3回分の投稿に構成上の不備があり、「『なる』はガチ!?」(前々回)「『なる』シストへ捧ぐ」(前回)の両記事にも修正、加筆をしておりますので、ご留意ください。

馬とにんじん予告していた通り今回は「引き寄せの法則」についてお話しします。この言葉はある程度人口に膾炙され、この怪しいブログを読んでいる妖しい読者の方々にはなおさらその傾向が強いはずだと思いますが、記事の進行のために説明をしますと、引き寄せの法則とは「思考は現実になる」と謳った、すぴりちゅあるのパイオニアみたいなやつです。

 

ただし、この表現はいくらか誤解を受けやすいものとなっております。前回の記事の最後で

エゴ=「記憶や体験を基に生成される習慣化された思考」=無意識=世界

という公式を作り、これが引き寄せの法則と同義だと説きました。この公式に引き寄せの法則の説明を当てはめますと、「思考(エゴ=「記憶や体験を基に生成される習慣化された思考」=無意識)が現実になる(=世界)」です。ここでは「無意識」というワードが重要になってきます。引き寄せの法則を正しく理解する上で、この無意識という部分が欠落してしまうと、それはあたかも鼻先に人参をぶら下げられた馬の如く、一人すぴりちゅあるの荒野で果てのない旋回運動を繰り返してしまう恐れがあります。

引き寄せの法則の標語にある「思考」とは表層の思考ではなく、深層の思考のことを指しています。深層の思考とはつまり「無意識」です。

例えば、お金を引き寄せようと「お金が欲しい」と思考します。しかし、この場合、現実に引き寄せられるのはよりお金が必要となってくる局面です。そのメカニズムはこうです。「欲しい」という思考は、その根底に「お金がない」という前提があるから出てきます。この「欲しい」という思考が表層のそれで、「お金がない」という前提の部分が無意識(深層の思考)です。そして、引き寄せられるのは前述したように無意識の方ですから、待ち受けるのは地平線にも届く金欠街道というわけです。

思考しようとすれば、その根底には漏れなく無意識の不足が付いてきます。ですので、引き寄せの法則で願望を叶えようとすれば、思考に囚われない、そのままでいいという「在り方」が肝要になってきます。そのままでいいという「在り方」は不足がないわけですから、引き寄せられるのは充足です。お気づきかと思いますが、「在り方」とは「なる」そのものです。「引き寄せの法則」も「なる」も叶えるためには何かをする必要がないという、エゴも真っ青なアクロバティックな手法のため、多くの人々が脱落していくのです。

エゴは極度のやりたがりです。何かをしないと落ち着かないのです。そこで、そんなエゴを逆に利用した手法もあります。それがすなわち「念仏」、オシャレ感を出したい時は「アファメーション」とも言い換えることができます。ですので次回は「アファ(ry」についてです。

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