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意図

願望にだけ意図を適用させない犯人

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取りあえず月曜日から今日(金曜日)までの平日5日間の投稿を完走することができました。週の半ばくらいに挫けそうな瞬間もありましたが、皆さんの集合意識による操縦のおかげで乗り切ることができました。ありがとうございます。

ということで前回(「進研ゼミスタイル(?)で質問に答えてみましたで」)にやり残していた宿題が1つあったので、それを片付けちゃいたいと思います。

コメント欄の流れと異なり申し訳ないですが、意図するって具体的にどうしていますか?
例えば、○○さんと付き合うという願望に対して意図する場合、❶「○○さんと付き合おう(それをしよう、みたいな感じ)」なのか、❷「○○さんと付き合っている(現在進行形として認識)」なのか、❸「○○さんと付き合った(結果を認識)」なのか。
このように、意図ってどう表現したらいいのでしょうか。
あるいは、表現は自由なのでしょうか。

…よく読んでみますとコメント欄での不特定数の皆さんへの質問であって、私に向けた質問じゃないような気もしてきましたが、回答を予告してしまった手前、今さら引き下がれずにこのまま続けたいと思います(※また私の方で勝手に番号をふっております)。

基本的に意図は「する」というよりも日々の生活においてそれこそ意図せず無意識に「作動」しているものがほとんどですが、あえてここでは能動的な意図という意味で行きますと❶かと思います。

私の解釈では❷と❸は「なる」の方が近い感じとも言えますが、ただ❶❷❸の全てに共通していることはその瞬間、既に叶った世界であるということです。

普段から皆さんも様々な場面で意図を作動させているかと思いますが、実は大きな願望などに関しては上手く意図ができてない、意図を厳密に適用させていないかと思われます。

私は基本的に意図は「作動」するものだと書きましたが、それは能動的な態度を取らずともスピ的には願望を抱いた瞬間に意図は発信されているという意味からです。しかし作動されたその意図が機能するのは身の丈にあった意図(コンビニでお買い物など)ばかりで、現状から遠く離れた願望に対しては意図はすぐに効力を失ってしまうのです。

例えばイケメン俳優と付き合いたいと思った時、その俳優と付き合っている自分は幸福感に包まれているという感覚を知っているからこそ、それを求められるわけで(その幸福感が認知できなければ求めません。無いものを欲することはできません)、既にその付き合っている幸福な情景は意識には展開されているのですから、「意識=世界」という業界の法則から、この世界は叶った世界に転換されているわけです(意図)。

それなのになぜ願望に関してはそれがなかなか現実に反映されないのかと言えば、ベテラン読者の方々はもうおわかりでしょうが、エゴがそこに介入してくるからなんです。意識の中で俳優の○○さんと付き合っているという幸福感を覚えた(既にあるものとした)瞬間、「なわけあるかい!」とエゴが光の速度で打ち消しにかかってくるわけです。

皆さんも経験がおありかと思いますが、この業界に入って「意図するだけでいい」と耳にして実際に意図をしてみた直後、激しい空しさが押し寄せてきたり、今度は「イメージングの映像はそのまま現実として現れる」と聞いて寝る前などに必死にイメージングを試みると、自身の現状からかけ離れた夢のような情景に心がつっかえる感覚があって上手くイメージングができなかったりなど(なければすいません。私の個人体験です)。あれが割と自覚しやすいエゴの抵抗です。

同じ内面での働きなのにコンビニでのお買い物にはスルーで、願望に対してだけはすかさず茶々を入れてくるエゴちゃん。夢を叶えてこの不足まみれの現状から抜け出したいと渇望しているはずのエゴちゃん自身が、なぜか業界で仕入れたメソッドを行った際にきっちりと邪魔をしてくる矛盾。このキ⚪︎ガイじみたエゴの生態は一体どこからやってくるのでしょうか?

 

…書いてみると自己観察などの範囲に広がって行き、想定していたよりもさらに長くなりそうなので次回に続きます(土日のいずれかの更新なるかもです)。

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