何だか最近、食事に誘われることが多くてですね、昨日も行ってみた先がイタリアンで、〇職を前面に押し出したわけでもないのにご馳走に預かってしまいました。その店の売りは本格と謳った窯焼きのピッツァらしく、デリバリーの妙にデカいピザしか知らない私はそれを頬張った瞬間、ピッツァとピザは似て非なる物だと認識し、メニューがネイティブな発音に近い表記になっている店の方が割と信用できることも学習いたしました。ただ、お話しをさせて頂いた店長さんが驚くほど明確に「ピザ」と発音していましたので、まだ店としての方向性が定まっていないのかとも見受けられました。みなさまもどうぞご参考にしてください。
さて、前回の続きですが、キングカズも愛用しているというO脚を見事に実装した私でしたが、既にその頃はO脚熱も冷め切っており、特に何の感興もなく受け流していました。しかし、年月も過ぎて身だしなみも気になる季節になりますと、パンツを履いた時の膝から下のシルエットがどうしても歪曲してきますので、次第にO脚が持つ負の側面に気付き始めました(唯一の正の側面も風説の流布でした)。
そのまま社会人になり、通販で買った矯正バンドやテレビで紹介されていたストレッチなどを試したものの、効果は表れず、半ば諦めかけていたところで視界に入ってきたのが、会社を辞めたいというきっかけで始めたスピリチュアルドラッグという名の潜在意識でした。
潜在意識は世界をダイナミックに変貌させられるというのなら、人間のO脚如きは赤子の手をひねるようなものだろうと軽い気持ちで応用を始めました。
トリンさん、ちょうど私の体験とリンクすることなので、ここで少しコメントを抜粋させて頂きます。
具体的な見た目のイメージングが大事だと思いますが、理想体型の自分が上手くイメージできないと、やはり難しいのでしょうか。
そんなことはありません。なぜなら、
「経験者は語る」からです(2回目)。
どうも容姿や骨格の変化にはイメージングが推奨されてるようで、そういう私もイメージングを実践していました。とは言いましても、そうガッツリ取り組んでいたわけでもなく、布団の中でまどろみ半分に行っていただけでした。ただそれも1ヵ月程度での断念となりました。好きな人とちちくり合っている情景を想像するのならまだしも、誰が就寝前の日課として、
自分の足を想像し続けることに正気でいられましょう。
それに加えてあまり効果も実感できなかったので、また物理的な矯正に戻ってしまいました。その後もO脚は一向に改善されず、「これではモテない」と別の意味で下半身に自信がない日々を送っていたのですが、ある知人の女性に言われた言葉が一大転機となりました。
「私案外、O脚の人好きだけどね」
それを聞いた時に目から鱗と言いますか、「(そういう見方もあるんか)……」と自分の偏狭な自己否定に気付き、憑き物が取れたように何だかスーッとO脚の自分を許すことができました(後付けで言えば自愛ですね)。
不足が吹っ飛んだとも言いましょうか、それからはO脚がさほど気にならなくなり、義務的にしていた矯正ストレッチも気が向いた時にしかしなくなったのですが、ある日、明らかに両足の膝の間のスペースが狭くなっていることに気付き、それからはっきりと期間は覚えていないのですが(半年もかからなかったと思います)、両膝がピタリと付くようになりました。
私の一例のみで考察するのも何ですが、このことから言えるのはやはり、
「自分=世界」
であります。イメージできようができまいが、その根底に不足(肉体的コンプレックス)があれば、それがそのまま現実に投影されるというだけです。
ただ、肉体というのは常に自分に付きまとうものですから、自ずとその造形は目に入りやすく、慢性的な不足に陥りがちです。そういった意味では、先述の私のように自愛で今の自分を許し、不足を受け入れることで充足に転換することも一つの手ですし、また「今」にあることで、自分の容姿も含めた視覚的な現実は過去の思考の産物であると看破し、内面が「今」であり、そこが創造の現場だということを意識して、現実の映像に引きずられることなく、「今」新しい肉体のフォルムを選択すればいいのではないかと思います。
トリンさん、あなたは「イメージングが大事」「上手くイメージできないと、やはり難しい」「潜在意識に落とすこと」など、様々な条件を付け、そのような不足(コンプレックス)を前提とした現実を引き寄せているように見えます。そんな小難しいエゴの条件などは捨てちゃってください。今のあなたの体とこれからのあなたの体には何の関連性もないんです。早い話、理想の容姿である自分をあなたが無条件で許容すればいいだけなのです。思考や記憶に囚われず、今、好きな体を選んでください。
ということで、今のトリンさんにアドバイスするとなれば、やはり「自愛」がベストではないかというのが率直な意見ですが、自愛にどうも抵抗があるようでしたら「完璧認定」というメソッドもありますので、検索してみてください(既にご存知ならすいません)。