金と女が降ってきた物語

金と女が降ってきた物語―私が〇職になれた理由⑨ ~潜在意識への信頼~

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清水寺NHKさんのライブ中継にかぶせたニュース速報キター!!

羽生結弦、宇野昌磨両きゅんによる文句なしのワンツーフィニッシュ!! 両きゅん、おめでとうございます!! 田中刑事さん……ドンマイっす! 私も文句なしの〇職ですが、この後外出する予定がありますので、取り急ぎアクセス数を稼ぐために平昌五輪速報を無理やり冒頭にぶっ込みました。

 

それでは本編です。

ようやく女が降ってきた話なんですが、当然「降ってきた」というのは比喩表現で、実際に降ってきたわけではございません。まさか、どこからかスピニングバードキック(知らない人はヤフってください)で空中移動してきた女性が私の元へ不時着するなどといった情景を思い浮かべていた人なんていませんよね?

まあ、当ブログの方向性を鑑みれば考えられないこともないですが、私の認識がまだそういった奇怪な状況を受容できるにいたっていませんので、リアル春麗に出会うことができませんでした。

時間は退職する少し以前に戻ります。

自宅でカップラーメンを作っている時にふと私は気付いてしまったのです。

「なぜ、俺はカップラーメンを食べるというただそれだけのために、鍋に水を注いで、それをコンロにかけ、熱湯が沸き上がるまで待つというこの一連の動作を何の疑いもなく繰り返しているのだろう? 待てよ……。ポットがあれば、いや、もっと手軽なもの、電気ケトルだ。電気ケトルがあれば俺のラーメン生活が一変する!」

スピリチュアルな気付きではなく、実につまらない実用的な気付きでした。

元来の出不精でいつもならネット注文をするところが、たまたま翌日が休日であったためか、不思議と足を伸ばす気になり、電気ケトルを買いに街に繰り出しました。内面、現実ともダブルセレブとなっていた私は金に糸目をつけません。本来なら3千円台を想定するところを5千円台に予算を引き上げ、いざ家電量販店へと向かう道すがら、前からどこか見覚えのある女性が歩いてきました。

「あの美女社員ちゃうん?」

すると向こうも私に気付きました。

ど、ども。偶然っすねw
あ、どうも
最近、見ないっすねw
異動になって
そうなんすかw(知ってました)
偶然ですね。どちらに?
電気ケ……あ、ランチに。ど、どうっすか、ご一緒に?
すいません。この後、約束があるんで
ですよねw 冗談っすからw
別の日だったら
ふぁ?

当然、経緯や会話には少し改変が入っていますが、偶然にも街中で例の美女社員と鉢合わせたのです。他人だらけの街中で少しでも共通点のある人と出会えば自然と会話の糸口もでき、退職を控えたことで、「どうせ恥をかいても以後会うことはないだろうよ」という開き直りが半ばナンパに近い言動を私から引き出したのです。

もし、これが会社の廊下であればせいぜい挨拶程度ですれ違って終了といったところでしたが、街中での遭遇はおそらく引っ込み思案の私が唯一彼女にアプローチできるシチュエーションだったろうと思います。潜在意識さんはエゴが思いもつかないような、最善を用意してくれていたのです。

それからトントン拍子に事が運んでいき、今ではそんな美女が仕事帰りに私の家へ立ち寄り一緒に平昌五輪をテレビで観戦する、つまりはそんな仲になりました。ちなみに彼女は私がこんなブログを運営していることは知りません。ですので昼の間にシコシコ書いて、彼女が来るまでに投稿するというサイクルを繰り返しているのです。

彼女に関しては特に内面でそういった設定をキープしていたわけではなく、本来の主(内面)従(現実)関係を確立していましたので、単純に内面に思い描いたことはじきにそうなるだろうという俗に言う「意図」だけをしていた感じでした。

そうは言っても、彼女が異動したと聞いた時は「クソ、どうせなら玉砕してりゃよかったw」と後悔が立ちました。しかし、それが後に再会した場における私の言動を大胆にさせた側面もあり、エゴを含めた全ては潜在さんの掌の上で踊らされていたように思います。

よくスピリチュアル界隈では具体的な成功談を聞くことに対する懐疑的な見方があります。その成功例を忠実に再現しようとして、それに縛られて逆に自分に制限をつけてしまうという懸念があるからです。それは私の体験を綴ったこのシリーズも例外ではありません。

ただ私がそれでもあえて書きましたのは、私が傘に付着した新渡戸稲造さんの奇跡を実践をする上での拠り所としたように、みなさんにも私の奇妙な体験を知ってもらって、潜在意識というものに対する信頼を高めて頂きたかったからです。潜在意識活用への根幹はそれに対する信頼です。

潜在意識とはつまり自分自身のことです。あなたの願望を叶えられるのはあなたしかいません。その力は既にあるのです。潜在意識という清水の舞台へ服(思考)脱いで身を投げ出してみてはいかがでしょう。 (完)

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