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「自分=世界」

「自分=世界」って、バカヤロ!!

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成人式今日は成人の日ということで、成人になられた若人のみなさん、おめでとうございます。とは言ってみたものの、20歳やそこらで、こんな怪しいブログを見つけては、むさぼり読んでいる人はいないかと思います。万一いましたら、私を反面教師にして、くれぐれも〇職にならないように気をつけてください。もし、すでに私と同業者になっている人がいましたら、まだ人生やり直せます。とりあえず、ツイッターを始めてツイッタラーを名乗りましょう。合コンなどで新進気鋭の実業家と勘違いされるかも知れません。

前回の記事は急いで書いたため、誤字や脱字がないかと暇ができてから読み返したのですが、意外にもそういったものはなかったですね。ただ、タイトルと記事中に「私=世界」という言葉を使っていたのですが、グーグルでヤフってみると、「自分=世界」との表現が一般的だったので、ひっそりと書き換えました。

「自分=世界」とは自分が世界と一体であるということを表した言葉だと思います(何かの引用で、明確な定義があるかもしれませんが)。この場合、自分とは内面ですね。私は内面の全てはエゴだというスタンスを取っていますので、つまり「エゴ=世界」となります。誤解を受けやすいので説明しますと、言葉の定義上の問題です。一般的にはエゴと離れたところにある意識(別の領域)をこの場合の「自分」と定義しますが、「エゴと離れたところにある意識」と認識しているのも、あくまでエゴなので、私はその両者を分けずに表現しています。それと、別の領域という言葉の響きが、図らずも何か特別な印象を与えてしまい、桃源郷のような意識の地帯と受け取られるのを避けるために使用を控えています。

この「自分=世界」を前提として願望実現メソッドなどは開発されています。自分は世界なんだから、自分を変えれば世界が変わるんだよという方程式です。この上なくシンプルです。ですので、みなさんも難しいことは考えず、適当にがんばっちゃってください。「そうか! メソッドをやって内面を変えれば願望は叶うのか。よし、やろう……

って、バカヤロ!!」

って、普通なりますよね?

なぜ「自分=世界」が、地球は丸いみたいに当然のように前提に据えられているんだよと。

それもそうです。俗世に住み慣れた我々(エゴ)からすれば、これはただのトンデモ理論です。内面の変化が外界の物理世界に作用を及ぼすなんていう考え方は、エゴには容易に承認できないものがあります。肉体や記憶を有する個人(エゴ)は、どうしても世界とは分離された存在としか思えないのです。つまり、エゴが納得してくれないのです。どう頭の中でエゴを説得してみても、説得する方もエゴですから、結局はエゴに同調してしまい、仮に一時的に力業でエゴを納得させたとしても、何か外界で嫌なことが起これば、たちまちエゴの逆襲に遭い、エゴが振り出しに戻ること受け合いです。エゴがたくさん出てきましたが、以上がエゴの早口言葉です。ピクニックなどでご使用ください(このパラグラフは過去に削除した記事の一部の使い回しです。既視感があった方は病気ではありませんので、ご注意ください)

このように、エゴさんは合理的で昭和の男のような頑固さです。しかし裏を返せば、そんなエゴさんをうまく説得することができれば、「自分=世界」という真理をエゴさんに刻印することができるのではないでしょうか。エゴさんの頑固さは敵に回すとやっかいですが、一度見方につけてしまえばこっちのものです。

そういうことで、次回からはエゴさんの説得工作を始めていきたいと思います。

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