アファメーション 「自分=世界」 金と女が降ってきた物語

金と女が降ってきた物語、以前

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で、そのコメント欄のフサフサさんの字面を見て思い出したのですが、私がこの世界に入ったきっかけがアファメーションだけでハゲを治した人と同一人物だと噂されている、これまたアファだけでセレブになったレジェンド、199さんという人のまとめでした(知らない方はヤフってください)。

なぜそこに辿り着いたのかは忘れましたが、おそらく「お金持ち なり方」などで検索していた末に発見したんだと思われます。結果的にはこれが私にとっての神の一手でした。当時の私は「これで俺もセレブだわ」とスピリチュアルハイになって、さっそくそれを真似してアファをやってみたものの、業界に入り立てのペーペーだったもので、当然に上手くはいかなかったんですね。

声に出すのも疲れ、ウォークマンで自分の声を録音して自動で流すんですが、しばらくするとこれすらも億劫になっては、もはやウォークマンのスイッチを入れるのも苦行で、最後は本当にイヤホンで念仏を聞いているかのような心地でありました。そりゃ効果が出るはずもありません。葬式でお坊さんの読経を聞いているうちに願いが叶ったなんて話は聞きませんから。発声するにせよ、録音にしろ、ある程度フレーズを能動的にキャッチしないことには認識は変わりません。まあこの時の教訓が後々に活きるわけですが。

元々スピリチュアルや引き寄せ、宗教とかいった非科学的なものに対する抵抗は強い方でしたから、「冷静に考えりゃそんなことはあるわきゃない。他に時間を使った方がマシだわ」と実践にすら入れないスランプな時期もありました。ただ、そんなスピリチュアルの存在そのものに疑いがあった時期は、深くその真理や仕組みを理解せず無暗にメソッドをコピーしていただけで、この自分の内面と世界との関係を真面目に考察し出してからは、つまりは自己観察とか今にあるとかを習慣にし出してからは、そうした疑いも解消に向かいました。達人の言葉が徐々ですが薄らと体感で以て理解できてきたので、「これはマジかも知れん」と思ったわけなんです。

その体感に頼りに業界から引退することなく細々と続けて来たのですが、実を結ぶのにそれからまだ時間が掛かったのは、おそらくはサラリーマンという身分でそこまで現状に窮してはいなかったからなんですね。つまり、現状を捨ててまで自分を真剣に変えたいと思ってなかったんです。むしろ私は会社の往復には決まった道を通るなど、生活上のルーティンを守る保守的な人間でして、現状が変化することに無意識な忌避感があったのです。こうした深層心理ってのは当時はなかなか気づけなかったんですね。

そうしていまいち突き切らずに不完全燃焼を繰り返したまま、刺激のない生活が続いて30代に入ったある日、急に落雷の如くこのまま無為に人生が終わることに対する恐怖が襲って来て、後は記事に書いたようなことがあり(身バレしないように少し脚色してますが)、今に至るわけです。

つまり何が言いたいのかと言うと、私もごくありふれた平々凡々な人格で、皆さんと何一つ変わらない同じ人間だということです。むしろ人間力偏差値では50を下回ると自覚しているほど堪え性のない男なんです。そんな私でもなんやかんで変われたんですから、皆さんも変われないはずがないんです。達人もクソもありませんから。

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