更新する度におさしぶり感が半端なくなっている気がしますが、ただ今回ばかり怠けていたわけではなく、ガチで忙しくて物理的に更新できないといった状態なので、ご容赦頂けるとありがたいです。
サイトを作っておきながら何なんですが、皆さんがこの怪しいサイトを訪問するのは現状を打開する何か結論やらヒントやらが欲しかったり、すなわちきっかけというかスイッチを求めていると思うんです。そのスイッチを押せば一気に世界が変わるような、そんな魔法のスイッチを。
でもそんなスイッチなんてないんですよね。というのも、そのスイッチボタンはもうオンになっていて、いくらボタンの突起を探しても見つからないんです。しかし、エゴちゃんは暗闇の中で何かスイッチがあると思い込み、延々と平坦な壁を手探りでなでなでし続けてしまいます。
このスイッチオンの状態というのがつまり「自分=世界」のことですが、エゴちゃんは何か気付きのようなものがないと発動しないと思っているんです。しかしそうじゃなく、本当は常に発動し続けているんですね。しかし、エゴちゃんはそれには気づかない。
過去にエゴの声はニコニコ動で流れて来るコメントだなんて言いましたが、まさしく映像ではなく他人が投稿したそのコメントをガン見して、皆さんは言わば他人(エゴ)の声を世界にしているんです。で、このパソコン(スマホ)越しに目でそのコメントを追っている主体が「本当の自分」とか言うヤツで、自分自身が望むコメントを投稿して好きな世界が創っていけばいいだけの話なんですが、これはやはり「自分=世界」への信頼がないとコメントを投下し続けられないかと思います。
ですからまずは、その「本当の自分」が流れて来たコメントを凝視していたという構図を俯瞰し、認めてみることから始める。今にあると同じことなんですが、映像は映像にしか過ぎないニュートラルだと理解し、その上で自分が知らずに他人(エゴ)のコメントを世界に適用していたこと(スイッチがオンになっていたこと)に気づくんです。
この不足な世界を利用して、システムを把握するわけなんです。よく観察していけば、本当に内面がまんま世界であることがわかってきます。現実>内面ではなく、内面>現実。まさにスイッチはオンになっていたんだと。不足の世界からであれ、スイッチのオンに身を以て気づけたなら(信頼できたなら)、後は意識を反転させて、好きなコメントをニコ動に投下すればいいだけなんです。