「自分=世界」

他人さえも自分(世界)のカケラ

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リモコン皆さんは『魁!!男塾』という漫画をご存知でしょうか? 1985年に週刊少年ジャンプで連載が開始された、その名の通り女がほぼ登場しないむさ苦しい漫画であります。その内容は、行き場のなくなった不良少年達(見た目はオッサンですが)を預かる私立高校「男塾」で、そこに在籍する塾生たちの殺し合いを描くギャグ&バトル漫画であります。殺し合いとはまさしく字の如くで、男塾ではまともに授業料を納付している塾生が一人もいないため、愕怨祭(がくえんさい)と称した彼らの死闘を見世物に見物客からお金を集めるという目から鱗な学校経営をしています。次第に塾生らの闘いの場は学内を飛び出し、奇人変人らが集う世界へと移っていくことになります。

そんな私が少年時代に熱中していた『魁!!男塾』の続編的作品『極!!男塾』が、漫画アプリで無料で読めるということで目を通してみました。何と今度の相手は世界を飛び越えてまさかの異星人であります。その異星人がなぜかピンポイントで日本の上空に現れたのですが、その理由が、

異星人「日本男子のキ〇タマを狩りに来た」

全宇宙を探索した結果、何でも日本人男子のキ〇タマに宿る大和魂には絶大なパワーがあることを突き止め、それを食しに来たのだとか……。

なんだこれwww

安易に下ネタに走るのは芸人としては考えものですが、物語の発端としてキ〇タマを作品のど真ん中に据える漢らしい漫画には、スタンディングオベーションを送らざるを得ないでしょう。

「極!!」は無料アプリ「マンガZERO」などで、「魁!!」はリンクを貼って置きますので、興味のある方はご一読ください。ちなみに「魁!!」の方はガチでジャンプ黄金期を彩った名作の一つであります。

それでは私も〇職塾を開講したいと思います。

今回も前回に続いて、頂いたご相談から主だったものを取り上げて、テンプレート用の返答を作成したいと思います。

ちょうど立て続けに複数の方から「他人の心(行動)を変えることができますか?」的な内容のご相談を受けましたので、今回はそれについてであります。とは言いましても、このお題目につきましては過去の記事で何度か触れた記憶はあるのですが、探すのがどうも億劫なので、改めてここに書いてみたいと思います。

この件に関しての〇職塾のファイナルアンサーとしましては当然、YESでございます。

そもそも一般論として、自分が何かを得ようとする時、その実現にはバタフライエフェクトのように他者も含めた世界の設定が少なからず変わる必要があるわけですから、外部に対して何らか変化を与えられると考える方が自然であります。

その上で〇職塾では、他者の内面などはないという立ち場を取っており、さらに言えば「自分=世界」という前提から他人という概念すら持ち合わせていません。今、眼前に見えている景色、思考、感覚、全て(世界)をひっくるめて自分であります。つまり、自他に境界を設けて色分けをすること自体、もろエゴの発想なのであります。

他者さえも自分(=世界)のカケラです。詳細に観察すれば自分の認識(設定)通りに他者も振る舞っているのです。それを変えたければ、その認識を変えればいいのです。

ただやはり、現実の他者を見ながら外面的にその設定を変えようとすると、どうしても視覚の情報に引きずられて不足が湧きやすくなります。ですので、現実は過去の映像と割り切り内面のみにアプローチして、実際にそのような状況になった(自分の望む他者像になった)時の自分の在り方を探り、その在り方に注力すればいいかと思います。

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