願望実現「Mr.長嶋(感覚)」編

「メソッド」は必要? 

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スキー前回で「芸能人との付き合い方指南」シリーズが終了しましたので、今回から新シリーズ「ガチムチ☆アスリートとの付き合い方指南」シリーズが始まります。来月には平昌冬季五輪が開幕し、アスリートへの注目が日増しに強くなるこの時期に、未来の金メダリストを青田刈りすべく、筋肉フェチ垂涎の新シリーズとなります。このシリーズはウインタースポーツのアスリートだけではなく、オールシーズンのアスリートにも適用できますので、お楽しみ頂ければと思います。

冗談はさて置き、潜在意識とはアスリートが日々鍛錬するような物理的な努力を条件としないところに私のような怠惰な人間の心がくすぐられるのだと思います。断って置きますが、この世界に飛び込んでくる全ての人たちを怠け者だと断定しているわけではありません。ほとんどの人たちがおそらく、現実的な努力の果てに、どうにもこうにも立ち行かなくなってこの世界に行き着いたことでしょう。ただ、その両方にとっても、潜在意識が努力を必要とせず、魔法のように窮状を打破してくれるというある種の下心は共通しているかと思います。

その下心の発露は至極当然なことだと思います。それがスピリチュアルの本質であり、存在価値でもあるわけです。ただ、努力は必要ないかと問われれば、個人的には明確にイエスと言えないのが本音です。精神構造は十人十色でありますし、生活環境の中で培ってきた思考や観念の深さも人によってまちまちです。すんなり願望を叶えられる人もいれば、浪人生の勉三さんのように行き詰まってしまう人も出てくるわけです。

もちろん、ここで言うところの努力とは、現実に働きかける物理的な努力という意味合いではなく、内面へ働きかけるメソッドのことです。精神世界に足を踏み入れたばかりの人で、よく巷で言われています「意図するだけで叶う」というフレーズを抵抗なく受け入れ、意図した後にそのまま願望を放置できる人が一体どれだけいるでしょうか。おそらく1%にも満たないかと思われます。「意図するだけ」という言葉の真意を汲み取り、それを受容するための足掛かりとしてメソッドがあるわけです。

内面的な努力さえ必要ないと主張される方ももちろんいらっしゃいます。その論理としましては、メソッドをするということは、その前提にメソッドをしなければならないという不足の状況があり、メソッドをすることでその不足の立ち位置を固定化してしまうというものです。なるほど、そういった主張も一理あるかと思いますが、そもそもメソッドをしようがしまいが、この世界に寄りかかってきた人たちの内面は既に不足で硬直化しています。メソッドを真摯に継続すればその不足の立ち位置さえも砂上にあるものだと看破できますし、そのメソッドの目的とは別に、自身の内面を見つめる機会ができることは大きな意義があるかと思います。メソッドをすることで現状から後退するということはありません。

一足飛びに潜在意識をマスターされる方も中にはいるかと思いますが、そうでない方が大多数です。ですので、個人的には精神世界を遊泳していくエンジンとして、メソッドを搭載しておいて損はないかと思います。

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