おやおや、今回のトランプ大統領の発言はなかなか沈静化しないですね。「く〇の中」と言われたアフリカ諸国が猛反発しているそうです。それでもトランプ氏はどこ吹く風でツイッターを更新していますので(ツイッター社にお勧めされたのでフォローしています)、彼にとって批判とはガソリンのようなものなのかも知れません。専門家から認知症の検査を受けろと書かれた書簡を送られたそうなのですが、これはこれでトランプ氏への人格攻撃になるのでは(笑)と思ったりもして、なかなかカオスな状況となっております。米国建国以来のとんでも大統領に加えて、お隣り北朝鮮のロケットマンこと金正恩に同時代人として立ち会えたことは幸運というべきか災いというべきか、とりあえず歴史の証人になれることは間違いなさそうです。
ということで、私が住んでいる世界では以上のような国際情勢になっているのですが、みなさんの世界ではどうなっていますか? 「一体、お前はどこの惑星の住人に向けてブログを書いているのか?」と、読者のみなさんはご憤慨なことと存じます。ごもっともです。ただ、少し私は真面目なのです。
このブログをご覧になっている読者の方々を含めこの世界は、私の認識(エゴ)が投影されたものであります。ですので、私の認識の投影であるみなさんは、私が体験している現実の諸現象に対して共通の理解があります。故にみなさんが見ている国際情勢と私のそれとは変わるところがありませんし、それを踏まえた、「一体、お前はどこの惑星の住人に向けてブログを書いているのか?」というみなさんが示すであろう反応も、そういったことを前提に書いております。しかし、実はそのような反応を示す実体や主体性を持った読者は私の世界には存在しないのです。あるのは、私がこのブログ上に記した読者という文字と、その言葉の意味が与える「印象」だけなのです。
しかし、このことはあくまでもブログの書き手であります私が主体の世界の話であり、今このブログをご覧になっている読者の方々の世界では、このブログの文面でさえ、みなさんの認識を投影したものであり、当然、私もみなさんの創造物の断片であります。みなさんにとっての私という人間は、その実体を有さない、このサイトを開いた時にだけ現れるブログニストという意味不明な肩書を名乗った怪しい人物の「印象」というだけなのです。つまり、人間は認識によって個人に1つだけの世界を作り出し、そして、そのどれもが干渉し合うことのない独立したものになっています。人の数だけ不可侵の世界があるわけですから、スティーヴン・セガールが米国大統領という「沈黙」の世界も、どこかに存在していてもおかしくはありません。俗に言うところのパラレルワールド(並行世界)なのです。
あなたが見ている世界に認識を持った生物はあなた1人しかいません。その世界を構成する人物や現象はあくまであなたを引き立てるためだけの脇役や装置に過ぎないのです。世界はあなたそのものです。あなたが創造したものですから、全てを受け取れるキャパはあなたにはあるんです。それを認めるだけなのです。
(注)今回の記事はあくまでも、感覚や体感に基づいた私個人の勝手な世界観です。