自愛

「自愛」という潜在意識界の究極魔法

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鏡先日、ご紹介した『はじめの一歩』という漫画ですが、今週、いよいよ大団円を迎えるかと思いきや、今日発売の週刊少年マガジンを見てみますと、もはや十八番ともいえる減ページな上に、結末は来週(以降?)に引き延ばすという、主人公「幕之内一歩」の異名「ホ〇ゾンビ」のようなしぶとさで、読者を煙に巻いています。このまま引き延ばし戦術を継続することで、スポ根漫画というより、年中閉店セールと謳って客をおびき寄せる詐欺まがいな商法を漫画業界に初めて導入した先駆的な漫画として、後世に語り継がれるやも知れません。

そうは言っても、やはり「ホ〇ゾンビ」の動向は気になるところで、悔しいかな見事に作者の術中にはまり、来週もコンビニの書籍コーナーに立ち寄ってしまうのです。

色々と不満はありましたが、私も幼少期からお世話になっている長寿漫画です。一読者としましては小さからぬ感慨もあり、作者への労いの意味も込めてその最期ぐらいは清々しい気持ちで見届けようとマガジンを手に取ってみるのですが、この期に及んで「作者取材のために休載」という文言を目に入れ、怒りにわなわなと震えることでしょう。

「おっと、まだ『はじめの一歩』が休載と決まったわけでもないのに、腹を立ててしまった。いかんいかん、思考に囚われてしまった。考えるな、無思考だ……。考えるなという思考が出てきてしまう。くそ、『今』にあろう。……あー、集中できない。こうなったら、メソッドだ。引き寄せの実践だ。……『はじめの一歩』が最終回で歓喜している自分を想像するんだ…あー、想像しようとしている自分がいる。これは不足だ。『なる』が手っ取り早い! よし、俺は『ホ〇ゾンビだ』……何かが違う! 『アファメーション』しかない! 『森川ジョージ(作者)仕事しろ、森川ジョージ仕事しろ、森川ジョージ仕事しろ』……、面倒くさいよー! もうだめだ、これじゃあ、願いが叶わない!」

そんな方、いらっしゃいませんか? 何をやってもうまくいかない、続かない、そんな煩悩の権化みたいな人。願望実現を諦めてしまった、そんな人。

大丈夫です。

「諦めても、叶います」

それが、究極魔法

「自愛」

です。

「自愛」とはスピリチュアル業界においてはもはやビッグネームですので、説明不要な方が大多数だと思いますが、一部のうぶな読者のために説明いたしますと、「自愛」とは呼んで字の如く自分を愛するという意味なのですが、決してナルシストへの変貌を推奨しているわけではないのでご安心ください。

「自愛」の「愛」とは「愛(LOVE)」というよりは「慈愛」に近く、「許す」と置き換えた方がよりフィット感が増すかと思います。

では、一体何を許すのかと申しますと、自分の存在の全てをです。どんな自分であっても、その存在の全てを無条件に許してあげるのです。では、どういった感じで実践するのか、先述した私の錯乱のくだりを例に一つお手本を見せましょう。

「おっと、まだ『はじめの一歩』が休載と決まったわけでもないのに、腹を立ててしまった。別に腹を立ててもええやん。いかんいかん、思考に囚われてしまった。いいやん、囚われても。考えるな、無思考だ……。無思考って、カッコええやん。考えるなという思考が出てきてしまう。出てきたからなんなん? くそ、『今』にあろう。……あー、集中できない。集中できないお前も素敵やん。こうなったら、メソッドだ。メソッドもありやん。引き寄せの実践だ。……『はじめの一歩』が最終回で歓喜している自分を想像するんだ…あー、想像しようとしている自分がいる。これは不足だ。不足も人生やん。『なる』が手っ取り早い! よし、俺は『ホ〇ゾンビだ』……何かが違う! 『アーッ!』って最高やん。『アファメーション』しかない! わかるわー。『森川ジョージ(作者)仕事しろ、森川ジョージ仕事しろ、森川ジョージ仕事しろ』森川ジョージってクソやん……、面倒くさいよー! ほんなら、やめたらええやん。もうだめだ、これじゃあ、願いが叶わない! 叶わへんと思っても、叶えたったらええやん

といった感じで、どんな思考であってもとことん自分を許し、肯定してあげるのです。一応断って置きますが、掛ける言葉は「島田〇助」調である必要はありません。

そのように自愛をするとどうなるのか、次回はその本質について探っていきます。

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