「自分=世界」

不都合な現実でさえも叶った証拠!!

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ヒゲ昨日、松本・地下鉄両サリン事件などを首謀したオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が執行されました。思えば一連の凶行の発端となった坂本弁護士一家殺害事件からは約30年の歳月が経過しており、オウム真理教の存在すら認知していない若い読者の方も多数いらっしゃるかと思われます。そこで、そんな若人らに向けて一連のオウム事件が当時どれほどの衝撃でもって世間に受け止められたかを私がご説明したいと思います。教団の信者から「尊師」と称された松本元死刑囚(執行されたので元)のトレードマークは何と言ってもその豊かな髭であります。雲隠れを続けていた彼がとうとう教団施設の隠れ部屋を暴かれて逮捕された1995年当時、私は中学生でありました。

その時の担任の教師がたまたま髭面で、あだ名もシンプルに「ヒゲ」だったのですが、そのあだ名がオウム事件を機に、

「尊師」へと昇格されたのです

これはおそらく私のローカルな範囲だけに留まったことではなく、漫画『北斗の拳』ハート様が全国の太った小学生たちのあだ名を「ハート」に統一した如く、全国の髭面の教師のあだ名を「尊師」に統一してしまった日本史上に残る恐るべき大事件だったのです。

ということで、改めまして皆さんこんにちは。〇職真理教の尊師です。ここ最近の「在り方」のお話しを今回は違う観点から引き継いでみたいのですが、在り方とはつまり「『理想の自分』をセパレート!!」などの記事でも度々言及した自己の設定のことです(既に言及しているかもしれません)。その設定をデフォルトにしていけば、確実に現実は変わっていきます。

デフォルト設定の定義(私の個人的な定義ですが)とは、どんな現実や思考が起こっても、それと設定とが関連付けられない設定のことです。例えば、路上で立ちションをしているオッサンを見た女性が「あれ? 私って女だっけ?」という自問は出てこないはずです。「犬かよ」という嫌悪感は湧いてくるかも知れませんが、性別を感じさせる事象であっても、自分が女性であるという設定はデフォルトなので、そこに疑義(関連付け)が生まれる余地は出てきません。


しかし、こういった生活環境の中で無意識に刷り込まれたデフォルト設定とは違い、新しく自分の理想を投影させた設定ではなかなかデフォルトにまで押し込むのは容易ではないので、上記の過去記事では、逆説的に現実や思考とを関連させないことで設定をデフォルトに引き上げることを推奨いたしました。

ただ、関連付けないということも一つの手段であって目的ではありません。目的はあくまでも理想の設定がブレないことであります。エゴの悪癖からどうしても関連付けを放棄できないようでしたら、いっそのこと逆に関連付ければいいのです。その現実や思考は、自分が理想の在り方(設定)であるからこそ湧いてきたものだと関連付けてやれば、設定がブレることはありません。なぜなら、現実や思考も設定の一部に組み込まれることになるからです。不都合な現実や思考も理想の自分であることの(叶っている)証拠となるわけです。

……あら、結局、今回も自愛や「なる」に行き着いちゃいましたね……。

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