別の領域 思考停止

思考の習慣を把握する

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前回ご紹介させて頂いたクジラさんは私を真似て力業路線を採用されたようですが、それぞれのアプローチには向き不向きがございますので、何かに惑わされることなく、ご自身がしっくり来るやり方を追求してください。

その上で力業路線で行こうと思っている方にアドバイスを送るとすれば、自分の思考習慣をしっかりと捉えることですね。「こうした時にいつも自分は現実を見て鬱になるな」とか、大体不足を感じる場面ってパターン化されているんですよね。

例えば私の場合でしたら、まず朝起きた瞬間に「会社に行かなきゃ」という思考が瞬時に湧いてきて、冴えないリーマンという自己を確定させていたので、とにかくこれを改めることにしました(どこかで書いたような、いないような…)。目覚めた瞬間に何も考えないか、違う思考をねじ込んでいたか、具体的な対処法は忘れましたが、とにかく何か策を施していました。

これは寝起きだけではなく、トイレに入った時もそうです。小便の時はそうでもなかったのですが、大便の時も壁を見ながらいつも似たような思考ばかりを繰り返していたので、これも改めました。その他にも仕事の帰り道など数えれば切りがないですが、そうした現実と絡み合いパターン化された思考習慣をとにかく重点的に改めていったわけです。

この思考の習慣こそが自己の正体で、この習慣とはほぼ不足の習慣ですから、つまりあなたという存在、潜在スピ子という人間そのものが不足の権化なんです。

故に自分(自己)を止めれば、不足も止まって充足しかなくなるので、逆説的に不足の習慣を改めて行けば自ずと既存の自分も消え、新たな自分が現れて来ます。それが本来の自分やら別の領域やら色々と名付けられているものです。

何を言いたいのか忘れかけてきましたが、思考にアプローチをする際は無暗にやるよりかは、自身の思考習慣をきっちりと把握しておいた方が効果的だということです。自分という人間を客観的に把握することにもなるので。私も7年ぐらい廃人をしてきましたため、メソッドなどをした時に自分が躓きやすいポイントを嫌でも把握していたことから、心を入れ替えて死ぬ気でやり始めた時にはそのポイントに対してを逆に集中砲火を浴びせていたわけです。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ということで、あくまでも私の個人的な体験談でした。

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