自愛 「自分=世界」 自由意志

スピ業界の外側から見えるもの

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皆さま、新年明けましておめでとうございます。

しかしここ最近は寒すぎて、全く外出する気にならないのですが、「現実は幻想だ。決して寒くなんかない」と薄着で街へ繰り出すなんて思考が出てきたそこのあなた、それはかなりスピ脳に浸潤されている可能性がありますので、今後の経過にご注意ください。

基本的にスピリチュアルというものは、平たく言えば内面にあるしがらみをポイし、自由になろうぜってことです。何か自分を縛っている観念を解き放ち、もっと身軽に生きてみようってことなんですが、スピの知識を得てしまったが故にそれがまた自分を縛るものになってしまったとなれば、本末転倒です。本末転倒なのですが、スピラーであれば一度は通る道であることも確かです。

スピを知る前の「努力しなければ、成功できない」から「内面を変えなければ、成功できない」に言葉が変わっただけで、要は「~しなければ、~できない」という構文の構造は変わっていないどころか、スピワードによってよりその枠組みが強化されている場合もあります。

「内面が変わらなければならない」というのはもちろん間違ってはいないのですが、より厳密に言えば「(内面を変えないといけないという観念さえも全て捨てた)内面に変わらなければならない」という意味ですので、自分の内面の一番外側にある薄く張った観念に気付くことが重要になってくるのですが、そうした説明がまた条件のようになってしまうのがジレンマなところです。

どうしてもスピ脳で凝り固まってしまった人は一度スピ業界から離れた方がいいかも知れません。離れたことで、どれだけ自分の内面や行動がスピの知識を得たことによって却って制限されていたかが理解でき、解放感が味わえるかと思います。その解放感こそがむしろスピ的には正しい在り方なのです。

「現実の苦しさは幻だ」とかはひとまず置いておいて、今の現実の中で自分が制限していた小さな幸せをかき集めていく。欲しかったものを買ってみる、食べたいものを食べるなどして、少しずつ普段の生活の中で小さな自由を満喫して、充足に目を向けて行く。スピを忘れて、ただ自分が楽になるような方向に舵を切っていくんです。

その方がよっぽど内面はクリーンになっていき、生活に充足の気流が徐々に立ち込め、スピの方法論などに思い悩むよりかはよっぽど現実にも変化が訪れるようになります。ただこの瞬間、自分が楽になること、心地よくなること選択し続けてください。世間の常識やスピにも縛られない、自由なあなたでいてください。

まあ、業界から離れたところでスピちゃんはいつでもあなたを見守っているので、何も恐れることはありません。

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