「THE 虎舞竜」の大ヒット曲『ロード』が第13章(曲)まであることは有名な話ですが、2章以降については熱狂的なファン以外にはなかったものの如く扱われているのが実情です。しかし、「第2章」に関してだけは「ロード(第1章)」の余韻を受けてか、細やかなスマッシュヒットを記録したことはあまり知られていません。スマッシュヒットと言えどもJ-POP全盛の90年代でありますから、売り上げは50万枚を超え、現在であればオリコンチャートのてっぺんを数週にわたって君臨できる程の数字であります。曲をご存知ない方はYouTubeなどで視聴して頂ければわかると思うのですが、「第2章」もなかなかいい曲なんですよね。
なんたって、
第1章とほぼ一緒ですからw
サビの部分なんてキーを変えただけで全く一緒w もう何でもありのそんな私の青春、90年代も「遠くになりにけり」でございます。
さて、読者の方からちょくちょく「内面でなっていれば何もしなくてもいいのでしょうか?」というご質問を頂くのですが、通り一遍の答えとしましては「YES」であります。ただ、その真意は「何もしなくてもいいし、やりたければやればいい」というもので、スピリチュアルに縛られて「叶っているから何もしちゃいけないんだ。すると不足になるんだ」と手段として捉えると、それはまさしく前提が叶っていないから「しちゃいけない」をやろうとしていることであって、内面としてはなれていないことを意味してしまいます(ややこしいな)。
要は内面でなってしまえば、後は欲求の赴くままに振る舞えばいいのです。その欲求に基づいた現実的な行動でさえも所謂、潜在意識(自分=世界)の導きなのです。
よほどの達人でもない限り、私たちが想像でき得る範囲内での物理的な辻褄合わせを経て内面世界へと現実が重なっていきますから、その過程の中で行動が発生してくるのはごく自然なことなのです。肉体や行動も、内面世界を表現する一つの小道具に過ぎません。
考えてみれば、願望が思い浮かぶこと自体も自動であり、浮かぶということは「エゴさん困惑の『願望=実現』!!」の記事でもお話ししたように、その時点で既に叶っているのです。つまり、潜在意識は「既に叶っている」世界を提供してくれているわけですから、抵抗なく流れていけばそこにたどり着くのは道理なのです。
当然、その道中でエゴに飲み込まれて、悩み苦しむこともあるでしょう。では、その時にどうするのかと言えば、それさえも「叶っている」というレールの通り道だということを思い出せばいいのです。私たちはエゴの習慣から叶わないがデフォルトだと思い込んでいますが、本来は逆なのです。願望に限らず、意図したことは世界に現れるのが基本で、それに抗っているだけなのです。そもそも世界は自分なのですから、世界は自分にとってシビアなものではなく、優しいものであるという目線で眺めてみることも、バカにならない効果があるかと思います。